「コイツの名前を決めよう」
コイツの名前を決めようとツイッターでアンケートを取ってみた所、
沢山の数の協力を得ることが出来た。いやはや、ありがとうございます。
普段自分が描いているよくわからない生物には基本名前は無い。
見た人がその絵を見て、感じて、勝手に名付けてくれれば良いのだが、
何故かコイツの名前は聞かれる頻度が高かったのだ。
今年の2月終わりに出したラインスタンプの所為もあるのだろう。
いつもの私であれば適当に「鹿です」「手のやつです」と答えて終了する話なのだが、
いつもそうやってのらりくらりと交わしてきていたので、
気分を変えたかったのかもしれない。
今回、見ている方から名前を付けて貰って、
その中から良い名前があったら付けてしまおうというスタイルにしてみたのである。
【順位発表】
とはいっても、私が考えた名前「鹿」or「手のやつ」という項目と、「あなたが考えたコイツの名前を教えてください」という3つの項目でアンケートは構成されていた。当然、投稿者はその場で名前を投稿する為、書き込まれた名前に票が集まる訳はなく、一番多くの表を獲得したのが、『手のやつ』313票 、『鹿』135票 は三番目に多い票数であった。
ただ、この票になんの意味があるかと言われれば、腕を組んで首を捻るしか道は残されていなかったのである。
【カテゴライズされる】
投稿された名前をピックアップしていくと、
いくつかのグループに分けられる事に気が付いた。
「手のやつ」に属する【手系】、「鹿」に属する【鹿系】、【その他系】。その投稿された中でもっとも票を獲得した(重複が多かった)名前が、【手系】の『てへ』で、30票も集めていた。見た目が「手」の下に「へ」みたいなやつがくっついているから。という意見も添えられたメッセージを見つけ「成程ね」などと膝を軽く叩くのであった。
ここで【手系】【鹿系】をいくつか紹介したいと思う。
『手タレ』
『手へぺろ』
『手ひょっこり』
『手まち』
『手ナカイ』
『手首』
『てぇへんだ』
『てがつの』
『てっちゃん』
『てへの』
『てへん』
『てってってー』
『つのハンドマン』
『ハンディキャップ』
『ハンドtoハンド』
『ハンドイヤー』
『ハンドantenna』
『おてつき』
『ごめんなすって』
『ふたまて』
『ななて』
『綺麗な手』
『神の見えざる手』
『ひと手』
『からて家』
『空手』
『猿手』
『右手』
『左手』
『左手右ひじ』
『左手に見えます』
『きてます』
『ところ手ん』
『た手がみ』
『手鹿(てしか)』
『鹿蔵』
『鹿手袋』
『鹿から手が出る』
『手らじか』
『テジカ・テジカ』
『手み鹿』
『フラリテジカ』
『てじかちゃん』
『鹿っぽいやつ』
『地デジ化』
『鹿のツノが手のやつ』
『鹿UFO』
『SHIKA』
『テシカナイ』
『チョイまてやシカ』
『鹿から手』
『鹿の角が手の奴』
『マテマシカ』
『手鹿なアレ』
『シカパー』
『鹿を逐う掌』
『シカーハンド』
『手生え鹿』
『てつのしか』
『パタパタ鹿さん』
『手鹿たつの (たつの=立つ+角)』
『人文字鹿』
『しかんど』
『オッス鹿』
『手ジカ』
『袖鹿』
『えぇぞ鹿』
『例のあの鹿』
『鹿目まどか』
『てのりじか』
『シカロス』
『鹿に手』
『手田鹿雄』
『すけべな鹿』
『てじかなやつ』
『鹿の着ぐるみと小さいおじさん』
『テカシカ』
『手ナカイ』
『ハンティングトロフィー』
『千手観音鹿』
『鹿とワイシャツと私』etc・・・
これはほんの氷山の一角である。
これらを区別していく中、だんだんと「自分は折角の休暇に何をやっているんだ」という念に苛まれていった。朦朧とする意識の中、それを打ち砕いてくれたのが「挙手組」の登場である。
【手系】の中から生まれた別の派閥、【挙手組】。これによって少し、なにかが新しい方向へ向かって行っているのではないか?とワクワクする気持ちが芽生え始めていたのだが、新しい方向もなにも、ただ名前を付けるというだけだった事に気づき、幾分疲労度は増したように思った。
【台頭するもう一つの勢力】
手系、鹿系が派閥を牛耳る中、とんでもない猛威を振るう勢力が誕生した。
リアルタイムで投票を見ていた私の前に、突如現れたのがこの名前である。
あやのごう
ひらがなで表記されたこの名前の、あまりの拍子抜けっぷりに思わずツイッターに書いてしまったことから、投票数第二位の160票を叩きだすこととなった。【あやのごう系】はとどまる事を知らず、PCの画面を真っ黒に染めていった。そこから生まれたものを幾つか紹介しよう。
一大勢力となったこの一派。その中にもしっかりと派閥が生まれていたのを私は見逃さなかった。『新・あやのごう』である。これは紛れもなく【新加勢大周系】であることを私は特筆したい。
しかしながら、膨張し続けるこのカテゴリー。
『もうあやのごうでいきましょう』という嘆きにもにた名前に、私は軽率な事をするものではないと教えらえた気がした。その中で、しれっと海老蔵が顔出していたのを、私はこの時気づかなかったのである。
【サブリミナル海老蔵】
なにかおかしいな。と気づいたのは、あやの系がひと段落する少し前であった。画面を埋め尽くさんばかりの、あやの系。その中で未だに検討する手系&鹿系。その中で、妙に鈍い光を放つモノがあったのだ。
『AB像』
はじめは、たまに紛れ込む感性の赴くままに書き込まれたパターンのヤツと思って無視をしていた。
しかし、またもや時間差で鈍色に光るモノが放たれる。
『海老zoo』
背中に悪寒が走る。
まさか・・・これは・・・・
今度は短い間隔で放たれるワード、
『えびのぞう』
くる!私は確信した。生まれているのだ。たった今、【市川海老蔵系】が生まれているのだ!
第二のあやの系になっては、場が大荒れになってしまう!矢継ぎ早に放たれるワード、
『おい!海老蔵!』
ここで私がまた書き込んでしまうと、とんでもないモンスターが生まれてしまう!
『夜の海老蔵』
書き込まなかったことが幸いしたのか、海老蔵系はあと一つを残し、消滅する事となる。
その名前がこれだ。
『部屋とYシャツと海老蔵feat凛として時雨』
これを見て電流が走った。覚えているだろうか。
ブログ最初に挙げた名前群の中にたしかにあった。
『鹿とワイシャツと私』
どう転んでも同一人物である。
そう考えると、一つのジャンルに特化した名前が、チラホラあったような気がする!
調べてみたところ幾つかあったので紹介しよう。
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系①】
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系②】
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系③】
このアンケートの屋台骨を支えているのは、何人かの職人なのかもしれない。
もちろん匿名性なので、憶測に過ぎないのだが、
そう考えると、ただただ頭が下がるばかりである。
実際にはたくさんの方が協力してくれて出来上がったアンケートだとしても、
この中から一つの名前を選び出す事なんて、あまりにも身勝手で業が深い行為なのではないだろうか。
私は西の空に向かってゆっくりと目を閉じ、
「名前とは一体なんなのだろうか」と、一人耽るのであった。
【了】
全てを紹介できないのは残念なのですが、
その中から細かいカテゴリーに分けたやつを紹介して
終わりにしたいと思います。
みなさんご協力ありがとうございました。
【感受性系】
【文明系】
『メソポタミア』
【今回の島流し】
『ヘイタッチカモ~ン』
【山下達郎系】
『らいどおん』
【著名人系】(沢山ありましたが、これだけ紹介させてください)
『空中元彌チョップ』
【ゆるきゃら系】
【ロマンチック賞】
『夏の大三角』
コイツの名前を決めようとツイッターでアンケートを取ってみた所、
沢山の数の協力を得ることが出来た。いやはや、ありがとうございます。
普段自分が描いているよくわからない生物には基本名前は無い。
見た人がその絵を見て、感じて、勝手に名付けてくれれば良いのだが、
何故かコイツの名前は聞かれる頻度が高かったのだ。
今年の2月終わりに出したラインスタンプの所為もあるのだろう。
いつもの私であれば適当に「鹿です」「手のやつです」と答えて終了する話なのだが、
いつもそうやってのらりくらりと交わしてきていたので、
気分を変えたかったのかもしれない。
今回、見ている方から名前を付けて貰って、
その中から良い名前があったら付けてしまおうというスタイルにしてみたのである。
【順位発表】
とはいっても、私が考えた名前「鹿」or「手のやつ」という項目と、「あなたが考えたコイツの名前を教えてください」という3つの項目でアンケートは構成されていた。当然、投稿者はその場で名前を投稿する為、書き込まれた名前に票が集まる訳はなく、一番多くの表を獲得したのが、『手のやつ』313票 、『鹿』135票 は三番目に多い票数であった。
ただ、この票になんの意味があるかと言われれば、腕を組んで首を捻るしか道は残されていなかったのである。
【カテゴライズされる】
投稿された名前をピックアップしていくと、
いくつかのグループに分けられる事に気が付いた。
「手のやつ」に属する【手系】、「鹿」に属する【鹿系】、【その他系】。その投稿された中でもっとも票を獲得した(重複が多かった)名前が、【手系】の『てへ』で、30票も集めていた。見た目が「手」の下に「へ」みたいなやつがくっついているから。という意見も添えられたメッセージを見つけ「成程ね」などと膝を軽く叩くのであった。
ここで【手系】【鹿系】をいくつか紹介したいと思う。
『手タレ』
『手へぺろ』
『手ひょっこり』
『手まち』
『手ナカイ』
『手首』
『てぇへんだ』
『てがつの』
『てっちゃん』
『てへの』
『てへん』
『てってってー』
『つのハンドマン』
『ハンディキャップ』
『ハンドtoハンド』
『ハンドイヤー』
『ハンドantenna』
『おてつき』
『ごめんなすって』
『ふたまて』
『ななて』
『綺麗な手』
『神の見えざる手』
『ひと手』
『からて家』
『空手』
『猿手』
『右手』
『左手』
『左手右ひじ』
『左手に見えます』
『きてます』
『ところ手ん』
『た手がみ』
『手鹿(てしか)』
『鹿蔵』
『鹿手袋』
『鹿から手が出る』
『手らじか』
『テジカ・テジカ』
『手み鹿』
『フラリテジカ』
『てじかちゃん』
『鹿っぽいやつ』
『地デジ化』
『鹿のツノが手のやつ』
『鹿UFO』
『SHIKA』
『テシカナイ』
『チョイまてやシカ』
『鹿から手』
『鹿の角が手の奴』
『マテマシカ』
『手鹿なアレ』
『シカパー』
『鹿を逐う掌』
『シカーハンド』
『手生え鹿』
『てつのしか』
『パタパタ鹿さん』
『手鹿たつの (たつの=立つ+角)』
『人文字鹿』
『しかんど』
『オッス鹿』
『手ジカ』
『袖鹿』
『えぇぞ鹿』
『例のあの鹿』
『鹿目まどか』
『てのりじか』
『シカロス』
『鹿に手』
『手田鹿雄』
『すけべな鹿』
『てじかなやつ』
『鹿の着ぐるみと小さいおじさん』
『テカシカ』
『手ナカイ』
『ハンティングトロフィー』
『千手観音鹿』
『鹿とワイシャツと私』etc・・・
これはほんの氷山の一角である。
これらを区別していく中、だんだんと「自分は折角の休暇に何をやっているんだ」という念に苛まれていった。朦朧とする意識の中、それを打ち砕いてくれたのが「挙手組」の登場である。
7票を獲得した『挙手』を筆頭に、
『キョシュ』
『キョシュ』
『挙手くん』
『挙手制』
『挙手的ななにか』
『挙手たろう』
『挙手くん2号』
『挙手川さん』
『キョッシュ君(挙手から名前を付けました)』
『良い挙手』
『きょしゅか』
『キョシューン』
『全自動挙手機』
【台頭するもう一つの勢力】
手系、鹿系が派閥を牛耳る中、とんでもない猛威を振るう勢力が誕生した。
リアルタイムで投票を見ていた私の前に、突如現れたのがこの名前である。
あやのごう
ひらがなで表記されたこの名前の、あまりの拍子抜けっぷりに思わずツイッターに書いてしまったことから、投票数第二位の160票を叩きだすこととなった。【あやのごう系】はとどまる事を知らず、PCの画面を真っ黒に染めていった。そこから生まれたものを幾つか紹介しよう。
『あやのうご』
『あやのこう』
『あやのこう』
『あやのごういち』
『あやのけいいち』
『ごう☆あやの』
『綾小路きみまろ』
『あやのあやの』
『もうあやのごうでいきましょう』
『あやのごうん』
『鹿手のやつあやのごう』
『あやのごうの手』
『ここをこう』
『ここをこう』
『あらゐごう』
『新・あやのごう』
『新・あやのごう』
『あやのこうじ』
『あやのごうの足』
『ちんあなごう』
『マッハごう』
『あやのごうと海老蔵』
『ちんあなごう』
『マッハごう』
『あやのごうと海老蔵』
一大勢力となったこの一派。その中にもしっかりと派閥が生まれていたのを私は見逃さなかった。『新・あやのごう』である。これは紛れもなく【新加勢大周系】であることを私は特筆したい。
しかしながら、膨張し続けるこのカテゴリー。
『もうあやのごうでいきましょう』という嘆きにもにた名前に、私は軽率な事をするものではないと教えらえた気がした。その中で、しれっと海老蔵が顔出していたのを、私はこの時気づかなかったのである。
【サブリミナル海老蔵】
なにかおかしいな。と気づいたのは、あやの系がひと段落する少し前であった。画面を埋め尽くさんばかりの、あやの系。その中で未だに検討する手系&鹿系。その中で、妙に鈍い光を放つモノがあったのだ。
『AB像』
はじめは、たまに紛れ込む感性の赴くままに書き込まれたパターンのヤツと思って無視をしていた。
しかし、またもや時間差で鈍色に光るモノが放たれる。
『海老zoo』
背中に悪寒が走る。
まさか・・・これは・・・・
今度は短い間隔で放たれるワード、
『えびのぞう』
くる!私は確信した。生まれているのだ。たった今、【市川海老蔵系】が生まれているのだ!
第二のあやの系になっては、場が大荒れになってしまう!矢継ぎ早に放たれるワード、
『おい!海老蔵!』
ここで私がまた書き込んでしまうと、とんでもないモンスターが生まれてしまう!
『夜の海老蔵』
書き込まなかったことが幸いしたのか、海老蔵系はあと一つを残し、消滅する事となる。
その名前がこれだ。
『部屋とYシャツと海老蔵feat凛として時雨』
これを見て電流が走った。覚えているだろうか。
ブログ最初に挙げた名前群の中にたしかにあった。
『鹿とワイシャツと私』
どう転んでも同一人物である。
そう考えると、一つのジャンルに特化した名前が、チラホラあったような気がする!
調べてみたところ幾つかあったので紹介しよう。
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系①】
『空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)』
『最高に「ハイ!」ってやつだアアアアア アハハハハハハハハハハーッ』
『ジョセフ・ジョースター!きさま!見ているなッ! 』
『エジプト』
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系②】
『ヘッドハンド山崎』
『セプテンバー井上』
『ハロー米倉』
『シュビドゥバドゥ板倉』
【多分一人の方が送ってきたんじゃないか系③】
『エルクホルンテンペスト』
『ハリケーンミキサー』
『ロビンマスク』8票
このアンケートの屋台骨を支えているのは、何人かの職人なのかもしれない。
もちろん匿名性なので、憶測に過ぎないのだが、
そう考えると、ただただ頭が下がるばかりである。
実際にはたくさんの方が協力してくれて出来上がったアンケートだとしても、
この中から一つの名前を選び出す事なんて、あまりにも身勝手で業が深い行為なのではないだろうか。
私は西の空に向かってゆっくりと目を閉じ、
「名前とは一体なんなのだろうか」と、一人耽るのであった。
【了】
全てを紹介できないのは残念なのですが、
その中から細かいカテゴリーに分けたやつを紹介して
終わりにしたいと思います。
みなさんご協力ありがとうございました。
【感受性系】
『みみげ』
『幕府』
『屍』
『きんぴらごぼう』
『保護観察中』
『完全体になりさえすれば』
『参政権』
『I can't read this.』
『直腸検査』
『アメリカのアレ』【文明系】
『メソポタミア』
【今回の島流し】
『ヘイタッチカモ~ン』
【山下達郎系】
『らいどおん』
【著名人系】(沢山ありましたが、これだけ紹介させてください)
『空中元彌チョップ』
【ゆるきゃら系】
『きっころ』
『ぐんまちゃん』
『せんとくん』
【ロマンチック賞】
『夏の大三角』
『いっぱいラブしよ☆』
【ダジャレ系】
『手鹿オサム(神様)』
【今日の金賞】
『I'll be dog( back)』
【小学5年生系】
【中学2年生系】
2015/6/25/木
あらゐけいいち
コメント欄で来ていたんですが、
どうやら随分前にコイツのことを「トナカイ」って言ってたらしいです。
お、覚えがない。【ダジャレ系】
『手鹿オサム(神様)』
【今日の金賞】
『I'll be dog( back)』
【小学5年生系】
『ピョートル1世』
『ペペロンチーノ伯爵』
『ヘカテー』
『ぽぴ』
【中学2年生系】
『シュルファス』
『闇ノ使者』
『プロキネオス』
『アクタイオーン』
『目手男(メテオ)』
【最優秀賞】
『あらゐけいいち先生大好き。』【最優秀賞】
2015/6/25/木
あらゐけいいち
コメント欄で来ていたんですが、
どうやら随分前にコイツのことを「トナカイ」って言ってたらしいです。